「会いに行こう、ルイス・ハレヴィに……!」

沙慈「ルイスを撃つつもり?」
刹那「それはお前次第だな」
沙慈「!」
刹那「戦いは破壊することだけじゃない。創り出すことだってできる。俺は信じている。俺達のガンダムならそれができると。あとは、お前次第だ」
沙慈「ボクは……引金を引けない」
刹那「わかっている」
沙慈「ルイスに叫び続けることしかできない」
刹那「わかっている」
沙慈「それでも……ボクは……ボクは……」
刹那「会いに行こう、ルイス・ハレヴィに……!」
沙慈「ああ……ああ!」

▼ほらほら、何度も書いてきたように、せっちゃんは最強の沙慈ルイスキーの人なんだから、絶対こういう展開が来ると思ってましたよ!
……って、色々書いていたのは、ここではなく掲示板のほうでですが。ま、いいや。
刹那の場合、見ているだけの我々視聴者と違って、沙慈ルイ関係の進展に直接関わることができる。これって最強のカップリング支持者ですよね〜(笑)。
ただ、このまま素直にふたりの和解が進むわけでもなくて。

戦場で輝くトランザムライザーの光が、
すれ違っていたふたりをついに向き合わせる。
次回、「イノベイターの影」。
暗躍者が恋路を阻む。

予告で明らかなように、どうやらもう一波乱ありそうです。
今までの伏線(※)を回収するつもりなら、それはたぶんルイスの(疑似)イノベイター化だと思うのですが。
ということは、リボンズの(精神的な)支配下(※2)に彼女が置かれてしまうことを意味するわけで。
だとするなら、沙慈はルイスの説得ばかりでなく、リボンズとの対決にも赴かなければならないということになります。
すなわち、悪竜から美姫を奪還することが彼の使命。
それも直接的な暴力ではなく、言葉で、知恵で、ルイスの魂に訴えて。
燃えますね〜。さすがもう一人の主人公!

(※)以前、ルイスの瞳がイノベイター達と同じ金色に輝いたことから察するに、普通の人間を何らかの手段によってイノベイターに改造することができるのではないかと考えられます。
 すなわち、イノベイターには、デザイナーベビーとして産み出された存在と、普通の人間が後付けで改造された存在があるんじゃないかな、と。
 わかりやすくガンダム的に喩えるなら、前者はコーディネイター、後者は強化人間ですね。……あれ、それでは超兵の立場は……?
(※2)オープニングでリボンズがティエリアに精神支配を施しているっぽい描写がありますよね。このことから彼はイノベイターを好きなときにマインドコントロールできるのではないかと推測。


ところで、「トランザムライザー」って?
トランザムを発動させたOOガンダム……というわけではないですよね。
オーライザーにもトランザム・システムが積んである、ということなのかな。
それにしても、冒頭で引用した刹那の台詞……「俺達のガンダム」ですか。
せっちゃん、沙慈のことを一方的に親友認定してそうです。
いや、でも、次のやり取りを見る限り、実は沙慈もかなり……。

刹那「会いに行くぞ、沙慈!」
沙慈「ああ、行こう、刹那!」

▼ノリノリですよ、ふたりとも。
息もぴったりですよ、このふたり。
いいねえ、共闘だねえ、男の友情だねえ、と恥ずかしいことを口走ってみたりして(笑)。
だけど、希望を信じて突き進む。こんな展開、大好きですよ。
やはり、人生、前向きが良い……と思うのです。
倒れるときは前のめりで。

「ガンダム」

沙慈「ルイス」
ルイス「沙慈」
アンドレイ「かあさん」
マリー「大佐」
アレルヤ「マリー」
ロックオン「アニュー」
ティエリア「ヴェーダ」
刹那「ガンダム」

▼大切な人の名を呟いているのかと思いきや、人間じゃないものが混じってる……。
思わず笑ってしまいました。
せっちゃんの「ガンダム」はいつものことだから、さらっと流しておくとして。
ちょっと待って、ティエリアくん。
え、何?そこでヴェーダの名前を出しますか?君はそんなにもヴェーダLOVEの人なのですか?もしかしてメカフェチの人ですか?それならせめて偽装くらいしませんか?たとえば「ですぅ」の人の名前くらい出してあげませんか?っていうか、君、「ですぅ」さんとは少し良い雰囲気じゃありませんか?
…とか何とか思ったりしたわけなのですよ。
それはともかく、このシーンであの台詞……絶対狙ってますよね、最後のふたり(笑)。

「マリナ!」

マリナ「やめて、ヨセフ!」
シーリン「マリナ!」

▼基本的に、リアルタイムではなく録画したものを見るタイプなので、幾つかの番組をまとめて見ることも割とあります。
それはすなわち、直前に見ていた番組のテンションのまま「OO」を見るということでもあるわけで。
例えば先週は「アリソンとリリア」を見た直後に「OO」を見たので、ああいう感想になりました。
そして今回は、本編の主人公とメインヒロイン(外伝では主人公)がいちゃいちゃケンカをしながらフラグをこなしていく某アニメの18話を見てから「OO」視聴に突入したので……何だかね、もうね、何もかもみんなうまくいくんじゃないかなー♪という気分で、全編眺めておりました。
だから、うん、きっと大丈夫!
姫様は大丈夫!
そもそもシナリオ的に大丈夫!のはずです。
ここで彼女たちを物語から退場させるつもりなら、わざわざ人間による包囲網を敷いたりせずに、最初からオートマトンによる殺戮シーンで済ませてしまうでしょうから。
きっと、ひょっこり現れたマネキン大佐が姫様を助けてくれるさ〜、と思ってしまうのですよ。
彼女も保安局に追いかけられているみたいですし、今回包囲しているのも保安局ですし、超展開の力業で何とかなるさ〜(笑)。

ただ、Aパートでこんな台詞がありました。

シーリン「この歌はマリナの……どうしてこの歌がラジオから」

どうやら、彼女たちの歌が世界中に広まりつつあるみたいです。
なら、次のような展開もあるかも知れないな、という気もします。

暗い世相の中、マリナ合唱団の歌に人気が出る→誰が歌ってるんだ?と人々が騒ぎ出す→マスコミ、歌い手の正体突き止める。
だけど……
だけど、この癒しの歌を歌っていた女性と子どもたちは、既にこの世にはいないのでした……

という感じの展開。

[21-02-08]
文責・てんま