▼TV番組表で「ロミオとジュリエット」のタイトルを見つけ、「え、シェークスピアのアレを深夜アニメで?」という興味に導かれるまま、事前に情報も調べずに視聴したのですが……
いきなり、
「空中大陸ネオ・ヴェローナ」
とか言ってますよ?
え、これって剣と魔法のファンタジー?
……よく見るとタイトルだって
「ロミオ×ジュリエット」
ですよ?
「フィン×ラケシス」とか「ラクス×カガリ」で使う「×」。それが何とも自然な形で番組タイトルに使われてます。
むー、じゃあこれは「フィン×ラケシス」を「フィンラケ」と読むように、「ロミジュリ」と読むべきなのでしょうか。古典作品でカップリング表記を見る時代が来るとは夢にも思いませんでした(笑)。
OPを見ていると、ペガサスみたいな生物が空を飛んでいる……
おとなしそうな青髪の男の子は何だか「紋章」のマルスみたい……(彼がロミオでした)
じゃあ、この剣はファルシオン?
何といいますか、スタッフの中にFEファンがいるんじゃないかと勘繰ってしまいたくなるOPです。
OPの最後はロミオとジュリエットが草原の上で寝そべっているシーンなのですが、今は笑顔を浮かべていても、シェークスピアのアレが原案である以上、最終回では目を閉じて冷たくなって抱き合っている絵に差し替えられるかも知れないな、と思いつつ、視聴継続を決定したのでした。
「夜露に錆びても知らないぞ!」
「きらめく剣を鞘に収めろ! 夜露に錆びても知らないぞ!」
▼仮面の人ジュリエット。
ぴょんぴょん跳ねて、剣を払って、「赤い風」なんて呼ばれて、ジュリエットとても楽しそう。……でも、見ている私も楽しいぞ(笑)。
でも、能天気そうに見える彼女にも悩みはあるのです。
(つづく)
[19-04-15]
文責・てんま